千と千尋の神隠し

 


 歴代で日本一の映画に輝き、アメリカのアカデミー賞アニメ部門を受賞してしまい、大ヒットにも程があるだろうと言いたい映画ですね。

しかしこの映画の評価は僕の中ではそんなに高くありません。恐らく、何度も何度も劇場に足を運んだ人もいると思いますが、僕にはそれがさっぱり理解できません。いや、決して悪い映画では無いと思うのですけどね、なんだろう。どこかで見た事のあるキャラクターがこぞって出てくるのが気に食わないのかな?

 

 僕が初めて観た宮崎映画は『天空の城ラピュタ』でした。この、アクション満載な娯楽超大作のインパクトが強かったせいか、僕の中では宮崎映画はアクション要素の強い物を求める様になっている傾向にあるのだと思います。映画感想文のコーナーのラインナップに『もののけ姫』はエントリーされていませんが、実はこの映画を観る為に2度劇場に足を運んでいるのです。僕。

 

 宮崎映画=アクションだ!って気持ちでいたのですが、宮崎駿の最新作『ハウルの動く城』も予告編を観た感じではアクション要素など無さそうな割に、物凄く楽しそうな映画だなと期待しています。って事は、宮崎アクション映画が好きなのではなくて、単に『千尋』は僕にとってはツボではなかったって事でしょうかね。

 

2001年7月29日鑑賞 


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